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ワンピカードでしばらく遊ぶと、誰もが考えることでしょう。
『ネットに溢れているようなテンプレデッキじゃなく、自分で考えたオリジナルのデッキを作りたい!』と。
筆者も長年さまざまなカードゲームをプレイしてきましたが、カードゲームの一番の面白さはデッキ構築にあると思っています。
自分だけのオリジナルのデッキを作れるようになれば、今まで以上にワンピカードを楽しむことができるはず。
ですが、初心者がいきなりオリジナルのデッキを作るのはかなり難しく、デッキを作ったとしてもなかなか勝てないことも多いでしょう。
そこで、ワンピカード初心者向けにオリジナルデッキの作り方とコツを徹底解説していきます。
デッキ構築の際の重要なポイントもまとめていきますので、ぜひオリジナルのデッキ作りに挑戦してみてください!
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①活躍させたい好きなカードを選ぶ
まずは活躍させたいカードを選ぶことから始めます。
活躍させるカードを選ぶ基準は人それぞれで、
『ゾロが好きだから、ゾロがたくさん活躍するデッキを作りたい』
『せっかくパラレルレアが当たったから、そのカードを採用したデッキを使いたい』
『他のカードにはない独自の面白い効果を持っているから、それを活かしたデッキを作りたい』
など、どんな理由でも構いません。
たくさんあるカードの中から、好きなカード1枚を選んでみましょう。
ルール上、このカードはデッキに何枚でも入れる事ができる。
【ブロッカー】
デッキに何枚でも入れられるという独自の効果が面白いと感じたため、この『パシフィスタ』を活躍させるデッキを組んでみようと思います。
活躍させたいカードの強みを考える
活躍させたいカードが決まったら、そのカードの強みを考えていきましょう。
選んだカードを活躍させるためには、そのカードの強みをしっかりと把握しておかなければなりません。
「コスト」「パワー」「属性」「特徴」など、あらゆる面からそのカードの強みを探していきましょう。
活躍させたいカードの強みを把握することで、そのデッキでやりたいことやできることが見えてきますよ。
まずは簡単な強みで良いので、「このカードの強いところ」を書き出してみてください。
- 『戦桃丸』や『バーソロミュー・くま』の効果で、コストを踏み倒して登場させられる
- ブロッカーを持っていて、相手のアタックを防ぐことができる
活躍させたいカードの弱みを考える
次に活躍させたいカードの弱みも考えていきます。
そのカードの強みを活かすことはもちろん重要ですが、そのカードの弱みを補うこともできればデッキとして非常に安定するようになります。
活躍させたいカードの「こういうところが惜しい!」とか「ここが弱い…!」と感じる部分を、強み同様に簡単に書き出してみましょう。
- 「カウンター」を持っていない
- 4コストでパワー5000はブロッカーとして中途半端な性能で、手札から素出しするのは強くない
②活躍させたいカードと相性の良いカードを探す
次に活躍させたいカードと相性の良いカードを探していきます。
そのカードの強みを伸ばせるカードや弱みを補えるカードを探してみましょう。
先ほど強みと弱みを書き出したのが、ここで活きてくるわけですね。
強みを伸ばせる相性の良いカードを探す
まずは強みを伸ばせる相性の良いカードを探していきます。
この強みを伸ばすカードを選んでいくことで、そのデッキの方向性が決まります。
どうやって勝利を目指すのか、どういう狙いを持ってデッキを構築していくのかという、デッキの軸が決まるわけですね。
【ドン!×1】【起動メイン】②:自分のデッキからコスト4以下の『パシフィスタ』1枚までを、登場させ、デッキをシャッフルする。
【ブロッカー】
【KO時】自分の手札からコスト4以下の『パシフィスタ』1枚までを、登場させる。
これらの効果で、デッキや手札から『パシフィスタ』を展開していくことでアドバンテージを稼いでいけそうです。
弱みを補える相性の良いカードを探す
次に弱みを補える相性の良いカードを探していきます。
弱い点を補うことで動きが安定しやすくなるため、デッキとしての完成度が高まるでしょう。
弱みを補うことができれば、そのぶんキーカードが活躍しやすい状況を作ることができますよ。
【登場時】自分のデッキの上から5枚を見て、好きな順番に並び変え、デッキの上か下に置く。
【ブロッカー】
【登場時】自分のデッキの上から5枚見て、好きな順番に並び変え、デッキの上か下に置く。
『パシフィスタ』は「カウンター」を持たないうえに、あまり手札に来すぎて欲しくないカードなので、デッキトップをコントロールすることで素引きしてしまうリスクを減らすことができます。
③キーカードをサポートするカードを選ぶ
活躍させたいカードと相性の良いカードたちを軸に、さらにそれらをサポートするカードを探していきます。
例えば、それらのカードをデッキから手札に加える効果を持つカードや特徴を活かせるカードなど。
このように採用するカードと相性の良いカードを探すことを繰り返していくうちに、徐々にデッキが完成していきます。
少しずつ蜘蛛の巣を広げていくイメージですね。
【ドン!×2】【アタック時】①:自分のデッキの一番上を公開し、そのカードがコスト4以下の特徴≪王下七武海≫を持つキャラカードの場合、レストで登場させてもよい。
これによって、『パシフィスタ』が手札に来るリスクを減らすとともに、リーダー効果で別の展開に繋げやすくなります。
相性の良いカードとして選んだ『バーソロミュー・くま』もリーダー効果で登場させることができますね。
「パシフィスタギミック」と「王下七武海ギミック」を、『バーソロミュー・くま』や『ペローナ』等が上手く橋渡しとして機能してくれています。
ここに、『ドンキホーテ・ドフラミンゴ』のリーダー効果で登場させられるコスト4以下の≪王下七武海≫を持つキャラ等を採用していけば、デッキとして形になっていきますね。
④マナカーブを意識して残りのカードを決めていく
デッキにコストの高いカードばかりだと序盤に動けず、逆にコストの低いカードばかりだと中盤以降に息切れしやすくなります。
一般的にデッキ構築の際には、各コスト帯のカードをバランス良く採用するのが理想的。
そこで各コスト帯をバランス良く採用できているかどうかの指標となるのが「マナカーブ」です。
マナカーブとは、各コスト帯の採用枚数をグラフ化した際に描かれるカーブのこと
綺麗な山型の弧を描くような曲線が望ましく、このようなマナカーブのデッキは序盤からバランス良く展開していくことができるデッキとされています。
デッキ構築の際にはこのマナカーブを意識して、どのカードを採用していくのかを考えていきましょう。
このときに採用するカードもデッキのキーカードとなるべく相性の良いカードを選べれば、なお良いですね。
⑤デッキを一旦完成させて対戦してみる
相性の良いカードを芋づる式に探していくうちに、徐々にデッキとしての形が出来てきます。
それらのカードが50枚になったら、とりあえず一旦デッキとして完成させ対戦してみましょう。
友人や家族にお願いして対戦相手になってもらうのが良いですね。
実際に対戦してみることで、机の上であれこれ考えてデッキ構築しているよりも多くの気付きが得られます。
例えば、思ったよりも対戦で使わなかったカードは採用枚数を減らしたりデッキから外したりする対象ですし、予想以上に使い勝手の良かったカードは採用枚数を増やす対象となります。
また、実際に対戦相手になってもらった人からアドバイスをもらうのも良いでしょう。
『このカードを使われたときが辛かった』とか『このカードのこういうところが弱いよね』など、対戦相手視点の声は非常に有益です。
親しい友人などであれば一緒にデッキ構築を考えてもらうのも選択肢の一つ。
三人寄れば文殊の知恵と言いますが、1人だけでは気付けなかったであろうコンボや相性の良いカードが見つかることだって多々ありますからね。
⑥デッキを調整して対戦を繰り返す
実際に対戦してみて、あまり使う機会のなかったカードは採用枚数を減らしたりデッキから外したり、逆に使い勝手の良かったカードは採用枚数を増やしていく等して、デッキを細かく調整していきます。
デッキを調整したら再度対戦。これを何回も繰り返していきましょう。
調整と対戦を繰り返せば繰り返すほど、デッキの完成度は高まっていきます。
非常に泥臭い作業ですが、デッキ構築においてこの工程が最も重要です。
この調整を何度も繰り返したデッキとそうでないデッキとでは、その完成度に天と地ほどの差がありますよ。